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2008年8月3日

せみの脱皮

今年は是非子供達にせみの脱皮を見せてあげようと、近くの公園に行ってきてせみの幼虫を捕まえに行った。

私が子供の頃にせみの幼虫を捕まえて、部屋で脱皮させた経験があったのです。

幼虫は朝早くに土から出てせみになると思っていたので、昨日の早朝子供達を早起きさせて近くの公園へ

しかし既にせみの抜け殻ばかりで幼虫はなかなか見つからず
、やっと背中が割れて今出ようとしている幼虫がいたので

それを持ち帰りましたが、それ以上出てくる気配はなし抜け出られないせみだったようです。

こんな過酷なせみもいるんですね、やはり自然界は厳しいと思う。

その日の夕方リベンジと思いたち、ネットでせみの幼虫を捕らえ方を調べたら...早朝ではなく夕方日が落ちる頃なんですね。

私がせみの幼虫を捕まえていたのも確かに夕方近く、木の周りにとても小さい穴が開いていて

その中に細い枝または指を突っ込むとせみの幼虫がつかまってくる、それを捕らえていたので

せみの幼虫が土から出てくるのは朝だと思っていました。

数十年ぶりに真実が判ったのです。

当日は子供達を連れて夕方5時半ごろ近くの公園に出かけていき、抜け出た穴が沢山ある木かせみの抜け殻が沢山ある木を探しました。

今の季節だとどこもかしこも木があればそんな場所は沢山あります、それでも特に多い木を見つけて

木の根元か立っている目線の木の幹を捜した結果、「いました、いました」ゆっくりと歩いているじゃないですか。

沢山いる訳ではないですが1匹木の幹を登っています、回りには腰ほどの高さの杭が数本あり

その杭にもじっとしている幼虫が2匹発見しました。

まだ探せばいたのでしょうが3匹もいれば十分、虫かごに入れて自宅へ戻りました。

じっとしていた2匹の幼虫は自宅に着く前に背中が割れてきた...すでに脱皮が始まっていました。



子供達を連れて近くの公園へ、木が沢山ありせみも沢山鳴いていました。



1枚の葉っぱに4匹の抜け殻が...人気のある葉っぱなんでしょうか?



せみが沢山いて素手でも捕まえられるほど、隣同士で鳴きあってました。



せみ取りじゃなくて木登りに夢中になっている子供達、この間にも日は段々と落ちていってます。



子供達が木登りに夢中になっている間探しましたら、いました!、黒光りしているせみの幼虫です。



杭の下に歩いていたせみの幼虫です。



この時間帯、既に脱皮してしまったせみがいました。

少し早いんじゃないでしょうか?




見つけてきた3匹のせみの幼虫、カブトムシを飼っている場所に入れておきました。

自宅に戻ると3匹中2匹はすでに背中が割れて、脱皮寸前になっています。

もう木には止まれないのでそのまま下において、脱皮を見ていたのですがこの状態だと駄目でしたね。



全部抜け出したのですが、体が柔らかい足がしっかりしていないので曲がってしまい立てません。




羽もピンと伸びずくにゃくにゃになってしまい、最終的には羽がベトつきだしてくっついてしまった。

動かなくなってしまっているせみの幼虫は捕まえない方がいいですね、脱皮しても体が硬くならないうちに

動き回ろうとするのでもう駄目です、かわいそうな事をしてしまったと思います。

もう1匹目は背中が割れただけで、殻から抜け出ることが出来ませんでした。

昨日も同じようなせみが2匹いましたが、結構抜け出せないせみは多いような気がします。

せみになるもの一苦労あるんですね。



一番最初に見つけた元気よく木に登っている幼虫です、脱皮が始まったのは9時半頃からでした。

その間は元気に動き回り木に登らせても、また下に降りたりと動き回ってばかり

自分から進んで木に登っていき、一番上まで来た時に動きが鈍くなりました。




動きが止まってほんの数分で背中が割れだし、脱皮が始まりました。

これはしっかりと木につかまっているので、成功するでしょうと思いながら見ていました。



面白いですね、一番楽しんでいたのは子供達ではなく、私自身でした。

背中をピクピクさせながらゆっくりと出てきます。

気持ち悪いと言うよりは神秘の世界ですね。




ついに目が出てきました、クリッとしてかわいい感じです。



顔も出てきました、お茶目な顔ですね。




動物もそうですが、生まれたての時は皆かわいい者です、せみもこのようにして見ていると可愛いですね。

しかし成虫になったせみは可愛いとは思えず...不思議です。



ついに足も出てきました、透通るような青みがかった色はとても綺麗です。




このような状態にならないと駄目ですね。

体がとても柔らかいのでしばらくこの状態で体を乾燥させて硬くなっていきます。



この状態でしばらくじっとしていました。

縮れた羽が段々と伸びていきます、本当に不思議な感じですね。




この途中でお風呂に入ってしまい、変化の過程を写真で撮れませんでした。

もう少し早く脱皮してくれたら良かったのに...子供達も寝てしまった後なのでこの姿は見ていません。



完全に伸びきった羽です、これで一晩かけて体が硬くなり黒っぽくなるのです。

1時間かけての脱皮劇、いいものを見せてもらいました。

家内は虫が大っ嫌いなので遠くで見ていましたが、このまま朝まで置いていると翌朝部屋の中を飛び回る可能性があり

そうなると家内は気が狂ってしまうでしょう...

この木に止まっている状態でベランダにおいて置きました。

翌朝見ると木には止まっておらず、すぐ近くにあるすだれに止まってました。

その後家内が見ると元気に飛んで行ったようです、せみよ元気に生きておくれ。


 
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